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大雪山麓~樹凛工房

ここは北海道大雪山麓、日々家具づくりにいそしんでいます。

お仏壇の製作

早川様


お仏壇製作のご依頼をいただいています。
卓上タイプのお仏壇は、8年前に初めて製作する機会をいただきました。



田中様


以来、お客様のお声をいただきながら少しづつ改良と変更を重ねて今の形に。
内部は宗派によって形状を変えることも可能です。
近年は製作のご相談が多くなってきました。


森崎様


今回は下台(お仏壇を置くキャビネット)と合わせての設計、タモ材での製作です。
大変お待たせしてしまっており申し訳ございません。
あれやこれやと思案していましたが、設計も形となりつつあります。
お客様とお打合せの後、製作に入っていきます。






  1. 2021/09/21(火) 23:02:40|
  2. 家具・インテリア

美瑛町での白樺材を使用した建具工事が終了しました!

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美瑛町で新築中のA様邸の建具工事を終えました。
玄関ドアは先に取り付け工事は終了していおり、今回は内部建具の工事。



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ドア1ヶ所、引戸2ヶ所、収納折戸2ヶ所。
すべて白樺材です。


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それにしても、白樺材は実に美しい!
オイルフィニッシュで仕上げると、シルクのような光沢を帯びて(※個人の感想です)でホンマに奇麗。
材も軽く(比重が小さい)、建具材として適していると考えます。
こんな材の、そのほとんどがパルプ用に処理されているのが現状です。
何とももったいないことです。





  1. 2021/09/15(水) 22:16:51|
  2. 家具・インテリア

Retakkarシリーズの納品

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Retakkarシリーズ1800ダイニングテーブルとチェア1式、無事発送しました!
今回のダイニングテーブルに使用した白樺材の産地は2か所。
偽芯材(材の赤っぽい部分)のみ北海道大学雨龍研究林にて2020年1~3月に伐採と造材を行ったものを使用。
樹皮部分を含むその他は2021年2月に旭川市の里山部にて伐採と造材したものです。



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一方、Retakkarチェアの白樺材は、すべて2021年2月に旭川市の里山部に伐採と造材を行ったものを使用しました。
 里山部 www.satoyamabu.com
使用する白樺材は、「何時」「どこで」「誰が」「どのような目的で」伐採したものか、はっきりとしたもののみ。
産出場所は、しっかりと環境保全され、適切に管理された森であることは言うまでもありません。



  1. 2021/09/12(日) 09:56:02|
  2. 家具・インテリア

美瑛町にモデルハウスがオープン!

建彩家玄関ドア - コピー


美瑛町で工事にかかわっていたモデルハウスが7月22日にオープンします。
株式会社建彩家が展開する住宅です。
樹凛工房は建具工事で参加、玄関ドアとトイレドアを施工しました。
玄関ドアはナラ材を使用、外部なので着色を施しています。
重量約50㎏、見込み厚さ55mmのトリプル硝子断熱仕様です。
重厚な扉ですがデザインは極力シンプルにしました。



建彩家トイレドア - コピー


屋内のトイレドアは白樺材を使用。
こちらはオイルフィニッシュです。
ご興味のある方はぜひモデルハウスまで。
https://www.instagram.com/sciencehome_ask/?hl=ja





  1. 2021/07/18(日) 09:26:02|
  2. 家具・インテリア

「ジャム&カフェ TamJam」 東川町にオープンしました!

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美瑛町のお隣、東川町に新しいカフェがオープンしました!
「ジャム&カフェ TamJam」
https://www.facebook.com/Tamjam-higashikawa-109347241233996/
田園風景の彼方に大雪の山々を望む素敵な空間です。



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お店の家具と壁、天井には白樺材をふんだんに使用しています。
小上りはキッズスペースにも。
建具と床材も、もちろん白樺です。
材の赤い部分(偽芯と言います)も白樺材の魅力ですね。



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TamJam 様店舗新築にあたり、家具と建具を樹凛工房にて施工させていただきました。
オーナーのT様ご夫妻、ありがとうございました。



  1. 2021/05/11(火) 20:19:09|
  2. 家具・インテリア

白樺認証

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白樺プロジェクトでは材の履歴を重視します。
誰がどの山からいつ、どのような理由で伐採したのか。
それをエンドユーザーにお伝えするべく、「白樺認証」を行っています。
使用した材の履歴を小さなシールで製品に添付、又はカードといった形でお送りしています。
そのために製材した後の材の整理もしっかりとしておかなければなりません。
樹凛工房では、乾燥が仕上がった製材にアルファベット2文字と数字2桁で整理番号を降っています。
実に単純明快な方法なのですが(笑
製作にあたり、部材を木取りした後に残る端材や棒材にもその都度整理番号を降りなおして保管しています。
材を有効に使用するために、特に大きな製品や建築物件では異なった整理番号の材を合わせてで製作することがありますが、その場合は主要な部材に使った材、もしくは使用部分の多い材の履歴を使用しています。
今現在、樹凛工房に在庫している白樺材の整理番号は、SS19、SS20、HU20、の3つ。
SS19材は、在庫は短尺材と節の多い材のみ。
SS20の天板材を木取った後の短い材。
今後、椅子などの小型家具に使用していきます。


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「木取り」という工程の中で、このような棒材が副産物として多く出ます。
こちらも全て整理番号を降りなおして保管!
椅子や小物の製作に使用していきます。



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こちらは、この2月に造材したSS21材。
大半はすでに人工乾燥中ですが、この一山は、今回新たな試みとしていきなりの蒸気式人口乾燥は行わずに、目下工房軒下で天然乾燥中のもの。
雪解けを待って除湿式低温乾燥を行い、その後応力抜きの蒸気式乾燥を行う予定です。



  1. 2021/03/21(日) 11:59:42|
  2. 家具・インテリア
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